『安楽死・尊厳死の現在――最終段階の医療と自己決定』目次紹介

『安楽死と尊厳死の現在――最終段階の医療と自己決定』中公新書

安楽死・尊厳死の現在|新書|中央公論新社

目次

序 章  肉体的苦痛の時代――戦後日本の事件と判決

第1章  安楽死合法化による実施――世界初のオランダの試み

 1 続発した安楽死事件――21世紀初年の法成立まで
 2 「死の医療化」の実態――年間6000人、全死亡者の4.4%へ
 3 精神的苦痛の拡大解釈へ――精神疾患と認知症

第2章  容認した国家と州――医師と本人による実施
 1 安楽死「最も寛容な国」ベルギー――子どもの”死”の容認
 2 ルクセンブルク――国家元首の反対、憲法改正による導入
 3 医師以外の実施も認めたカナダ

第3章  介助自殺を認めた国家と州――医師による手助けとは
 1 オレゴン州の尊厳死法――米国内の拡大の流れ
 2 民間団体に委ねたスイス――法規制の断念と「自殺ツーリズム」

第4章  最終段階の医療とは――誰が治療中止は決めるのか
 1 特異な日本の「尊厳死」――安楽死と何が違うのか
 2 事前指示書からアドバンス・ケア・プランニングへ
 3 日本で法制化は必要なのか

第5章  安楽死と自殺の思想史――人類は自死をどう考えてきたか
 1 キリスト教からの脱却――古代から近世
 2 ダーウィンからナチスへ――優生思想の台頭、国家の介在
 3 自己決定権の時代――自死の権利は基本的人権か

終 章  健康とは何か、人間とは何か――求められる新しい定義

 1 「自律的な存在」モデルの限界――岐路に立つ生命倫理学
 2 「完全に良い状態」の終焉――変更を迫られる医療目的

コメント

  1. こんにちは、これはコメントです。
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