世界の散文―-ヘーゲルとメルロ=ポンティ

単著  1987.11.23
文化と哲学 第6 号( 静岡大学哲学会)
メルロ=ポンティの遺作「世界の散文」がヘーゲルの美学の言葉であることはよく知られていたが、なぜこのタイトルが用いられているのかは謎であった。両者の言語論の比較からこの謎に迫った。メルロ=ポンティの表現の現象学とヘーゲルの外化の弁証法とをつなぐ道をつけることで、言語・芸術論をこえる行為論、さらに社会・歴史論へとひろがる思想的射程を明らかにした。28~50頁(23頁)